本サイトはJST「レーザー駆動による量子ビーム加速器の開発と実証 」プロジェクトを紹介するサイトです。
研究開発の体制
本プロジェクトには、日本国内の８つの研究開発機関が参加し、３つの研究開発ユニットを構成して、２つの研究開発拠点を中心に研究開発を実施しています。
各研究開発機関と先進的な技術を有する企業が連携をして、研究開発成果の社会実装を目指して活動をしています。
参画企業については、こちらをご覧ください。
１．電子加速ユニット
阪大 電子加速グループ
- 研究担当者： 細貝知直（教授）[PI]
- 所属機関： 大阪大学 産業科学研究所
- 研究担当者： 楊金峰（准教授）[サブPI]
- 所属機関： 大阪大学 産業科学研究所
- 研究項目：
レーザー電子加速技術の開発
- 電子加速プラットホーム整備/FEL実験
- 入射器の高度化
- 電子ビーム創薬応用技術の開発
- 短パルス型加速器の開発・応用研究
ＱＳＴ レーザー加速診断グループ
- 研究担当者： 神門正城（副所長）[PI]
- 所属機関： 量子科学技術研究開発機構（ＱＳＴ） 関西光量子科学研究所
- 研究担当者： 中新信彦（主任研究員）[サブPI]
- 所属機関： 量子科学技術研究開発機構（ＱＳＴ） 関西光量子科学研究所
- 研究項目：
レーザープラズマ加速場の高速・高精度診断系の開発
- バンチ計測システムの開発
- XUV/X線計測器の開発
- ビーム制御技術の開発
ＪＡＳＲＩ 電子加速器等共通技術開発グループ（～２０２３年度）
- 研究担当者： 熊谷教孝（名誉フェロー） [PI]
- 所属機関： 高輝度光科学研究センター（ＪＡＳＲＩ）
- 研究担当者： 大竹雄次（サブグループリーダー）[サブPI]
- 所属機関： 高輝度光科学研究センター（ＪＡＳＲＩ）
- 研究項目：
レーザープラズマ場評価用線型加速器および周辺要素技術の研究開発
- 極超短パルス高性能電子ビーム生成用線型加速器開発・高度化研究
- 線型加速器要素整備・設置・試験
- 線型加速器外部入射プラズマ加速研究
- 低温加速管準備・試験
- XUV領域用アンジュレータの製作と稼働
ＫＥＫ 小型システムグループ
- 研究担当者： 吉田光宏（教授）[PI]
- 所属機関： 高エネルギー加速器研究機構（ＫＥＫ） 加速器研究施設
- 研究担当者： 山本樹（特任教授） [サブPI]
- 所属機関： 高エネルギー加速器研究機構（ＫＥＫ） 物質構造科学研究所
- 研究項目：
XFELシステムの小型化に向けた研究開発
- XUV-FEL実証用マイクロアンジュレータの開発
- 小型光源リングにおけるマイクロアンジュレータ利用の検討
- レーザーシステムの小型化
２．イオン加速ユニット
ＱＳＴ イオン加速グループ
- 研究担当者： 近藤公伯（部長）[PI]
- 所属機関： 量子科学技術研究開発機構（ＱＳＴ） 関西光量子科学研究所
- 研究担当者： 白井敏之（副所長）[サブPI]
- 所属機関： 量子科学技術研究開発機構（ＱＳＴ） 量子医科学研究所
- 研究項目：
レーザー駆動イオン加速技術の研究開発
- 実験とシミュレーションによるイオン加速スキーム並びにターゲット構造の決定
- ターゲットシステムの高度化開発
- 炭素イオンビームライン開発
- プラットホームおよびレーザーの整備
奈良女 イオン加速グループ
- 研究担当者： 石井邦和（准教授）[PI]
- 所属機関： 奈良国立大学機構 奈良女子大学
- 研究項目：
イオンビームの高純度化
- 高純度化評価実験
- 高純度化シミュレーション
- 高純度化ユニット開発
- 既存ビームとの比較実験
３．レーザー開発ユニット
分子研 レーザーグループ
- 研究担当者： 平等拓範（特任教授）[PI]
- 所属機関： 自然科学研究機構 分子科学研究所
- 研究項目：
大口径連続接合装置の研究開発、及びTILA（Tiny Integrated Laser）モジュールの産業展開
- 直径10cm相当大口径連続接合装置の実用化
- TILAモジュールの産業展開
理研 レーザーグループ
- 研究担当者： 平等拓範（グループディレクター）[PI]
- 所属機関： 理化学研究所 放射光科学研究センター
- 研究項目：
粒子加速のためのパワーレーザーの研究開発
- 大出力DFC（Distributed Face Cooling）モジュールの応用開発
- 広帯域レーザー媒質の探索
阪大 レーザーグループ
- 研究担当者： 余語覚文（教授）[PI]
- 所属機関： 大阪大学 レーザー科学研究所
- 研究項目：
レーザープラズマ加速のためのハイパワーレーザー研究開発
- AM（アクティブミラー）用大口径接合技術の開発
電通大 レーザーグループ
- 研究担当者： 米田仁紀（教授）[PI]
- 所属機関： 電気通信大学 レーザー新世代研究センター
- 研究項目：
レーザーのフィージビリティスタディ
- オゾン回折光学素子を用いた新しいレーザーシステムの開発
- 光学素子の長寿命化と高品質化の研究
研究開発の拠点
本プロジェクトでは、理化学研究所（播磨）にレーザー電子加速プラットホームを、また量子科学技術研究開発機構（関西光量子科学研究所）にイオン加速実証プラットホームを整備して、研究開発の拠点としています。
参画企業一覧（2024年1月現在、50音順）
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